イベント報告
第2回KFC春のトレラン・クリニック
2nd KFC Trail Run Clinic in Spring
2009年5月10日
■KFC徒然
眼下に見えるのは青梅の市街

今日は、天候もよく気温も上がりそうなので給水を頻繁に取り脱水状態に気をつけてクリニックを受けることに。

まずは桜見本園でアップからスタート。コーチである宮地さんの解説を聞きつつ、3列に並んでスキップや足あげなど、いろいろなパターンを行 いました。ただ漫然と体を動かすのではなく、動かす部分を意識して行うことが大切であることを聞いてなるほど、と納得。

さて、いよいよ実践開始です。今日は、中級コースということで、雷電山までの往復です(往復約15K)。

往路は全員でウオームアップを兼ねコースを確認しながら宮地さんから上り下りの走り方の指導を受けました。

下りの走り方を指導する宮地コーチ

上りは無理をして走らず歩くことも必要、下りは恐怖心から後傾になってしまいがちですが前傾姿勢により一気に駆け 降りる、転倒の危険性があったら後ろに倒れこむ等の説明後、実際に岩場の降り・木段の降りをパターン化して実践してもらいました。

上りも下りも前傾姿勢(目から鱗・腹筋背筋を鍛えねば)が基本とのこと。

また、その都度参加者よりの質問に丁寧に答えながら、今日一日では全ては覚えきれないと思いますので、個々にあったものを思 い出しながら経験を重ね覚えて言ってくださいとのことでした。

暫し雷電山の頂上で休憩ですが、さすが中級者の皆さん疲れの様子は皆無。この休憩中にも宮地さんは質問攻めに、参加者の皆さん の向上心・知識欲は相当なものです。

春の日差しが差し込むトレイルを行く

宮地さんが、提供してくれたTrail・Mix(ナッツやチョコ、レーズンが一袋に入っている名前の通りトレイル用の補給食品。コストコで売って いるそうです)は大好評でした。

復路は往路で習得したノウハウの実践です。復路第1ステージ、雷電山から名郷まではマイ・ペース走ということでしたが、目付き息遣いも レースさながらのデッド・ヒートを繰り広げる参加者の気迫圧巻。矢倉台からの第2ステージは、往路で習得した降りの実践です。転倒を恐れず に落ちてくる皆さん凄い。第3ステージは、永山公園までクール・ダウンです。皆さん、今日のクリニックについて意見を交わしながら余裕の 走りです。

名郷峠で一休み

そしてスタート地点の桜見本園に到着。輪になって念入りなストレッチタイムです。走った後は、ついつい体のケアがおざなりになってしま いがちですが、しっかりクールダウンやストレッチを行うことが疲労の回復や故障の予防にもなることを学びました。

クリニックが終る頃には、参加者の皆さんの輪もでき、宮地さんと一緒に河辺駅前の梅の湯温泉で汗を流したとのことです。実力のある方た ちばかりでしたが、今日一日でそれぞれ何か一つでも発見がれば良いなと思います。私としては目から鱗ばかりでした(覚えきれません・・・)

また来年のこの時期に同様の企画しますので、ご参加お待ちしています。皆さん、お疲れ様でした。