わが町青梅
成木川沿いバイクコース【バイク】
成木川沿いの成木街道の様子 成木街道は首都圏に近いバイク練習のメッカで休日ともなれば大勢の自転車乗りが集まってきます。 成木街道は成木市民センターがある始点から小沢トンネルまで約6kmあります。 その約6kmがずっと緩い登坂が続いており、自転車の練習には持って来いの練習コースになるのです。 自転車は登りを練習しないと強くはなりません。

また、この周りは環境もたいへん良く、緑に囲まれており、この街道に沿って、成木川の清流が流れています。 成木川はヤマメや鮎のなどの渓流釣りが有名で、毎年4月第2日曜日が解禁日になっています。

たいていの自転車乗りはこの成木街道を通り、小沢トンネルを越えて、山の向こう側の名栗村方面に行きます。 そして、名栗川沿いに青梅秩父線を上流に走り、山伏峠を越えて秩父方面に行きます。 或いは、小沢トンネルを抜けてから名栗川沿いに飯能方面(下流)に走り、 山王峠を越えて再び成木街道に戻ってくるという周回コースで練習している自転車乗りもたくさんいます。

常盤林道への入口付近 しかし、我々は地元の利を生かしたお気に入りの秘密の練習コースを持っています。 この道ではほとんど知られていません。それは小沢トンネルを越えずに、小沢トンネル手前の分岐を左に入っていきます。 この道は常盤林道と呼ばれ、黒山頂上(標高842m)へ続いています。 この林道の入口辺りには民宿「やまじょう」とログハウス風の「蕎麦屋」があります。

距離は僅か5kmですか、高低差は約500mもあり、非常にタフなコースです。 この林道は頂上までは舗装道路で、道幅は片側一車線くらいです。この林道の沿って流れている渓流が成木川の源流に当たります。 途中、白糸の滝やワサビ田跡などもあり、隠れた見処がたくさんあって辛さを忘れさせてくれます。 また、途中の川岸に数軒の民家があります。山や川とこれらの民家とが一体化して、よい雰囲気を醸し出しています。

さらに、山頂付近の行き止まりには、ちょっとした広場があり、そこに成木川の水源があります。 もちろん、飲むことができます。美味しい水です。ここまで頑張って上って来た人へのご褒美です。

成木川源流沿いの常盤林道の様子 冬場は山頂付近まで上って行くことはできあません。というのは、路面が凍っていたり、雪が積もっていたりするからです。 成木街道辺りでは何ともなくても、常盤林道の上の方は気温が全く違うのです。冬場は要注意です。

また、黒山山頂からは岩茸石山方面や小沢峠方面に、 さらには棒ノ嶺方面へとハイキングコース続いています。もちろん、このハイキングコースは細い山道ですからロードバイクでは無理です。 しかし、マウンテン・バイクなら所々担げば走破することは可能です。

【アクセス】圏央道青梅インターから成木市民センターまで車で約40分