8月30日に国会周辺で集まって安全保障関連法案に反対を唱えている人たち(デモ)の映像をTVで観た。その映像には、 ラップを踏みながら「戦争法案反対!」「安倍、辞めろ!」と連呼している若者や少年たちがいた。シールズと云うらしい。
何か場違いで、違和感を持った。FacebookなどのSNSを通して、安易に集まったのだろう。雰囲気や感情だけでモノを言っているだけで、 中身はないと感じた。アラブの春のマネごとをしているのだろう。独裁国家のアラブと民主主義国家日本とは意味合いが全然違う。 安倍総理はずっと以前から安保法案をやると公言していたし、その安倍政権は公正な選挙で圧勝しているということを忘れてはいけない。 これら若者たちは、こんな常識的ことも理解できていないようだ。
おそらくこのデモの背後(仕掛け人)には民主党か中国政府がいるのだろう。主催者はデモの参加者を12万人と発表しているが、 国会周辺に12万人も集まることができるスペースはない。胡散臭いデモだ。ラップの若者たちは客寄せパンダに利用されているのだ。 因みに、警察発表は3万3千人だ。ひらきが大き過ぎる。
この種(安全保障)の問題は、昨日今日で勉強したり、理解したりできるのもではない。20年、30年前から国際情勢に関心を抱き、 継続して世界の動きをウォッチし、線で考えないと理解できない問題だ。現在だけの点の部分だけを切り取っても、本質は何も理解できない。 さらにこの法案は日本一国だけの問題でなない。外から日本を見つめる必要もある。日本国内だけにいて、モノを申すのは非常に危険だ。 この国が過去に成立させた法案とは、モノ(重要度)が違う。
国会での民主党の安保法案に関する質疑を聞いていると笑ってしまう。自分たちが政権を取っていた時代はどうだったのか?初代党首鳩山の 愚行は言うに及ばずだ。また、韓国が突然強硬な反日に転じたのは野田政権が当時の韓国李明博政権への対応を誤ったからだ。尖閣に中国が 実力行使で圧力を掛けてくるようになったのも、野田政権が最悪のタイミングで尖閣を国有化宣言したからだ。
その民主党が今、安保法案に反対を唱えている。性懲りもなく、さらに愚かな行為に走っている。いい加減に社民党と共に政界から 消えるべき政党だ。