先週、サイパン〜ロタ〜グアムの間をデイリーで運行している唯一の航空会社「フリーダムエアー」から来月12月いっぱいの運行スケジュールが 発表されました。
それによると、30人乗り機材は運行できず、7人乗り小型機での運行になると云うことです。でも、手荷物があるので、5人しか乗れないとのこと?? 当然、大きな荷物や重い荷物は載せることができません。それに予約はできません。先着順です。
これはロタ島の観光産業には大きな打撃です。島民の生活にとっても同じことが言えます。実は、30人乗りの機材は11月1日から運行されていません。 だから2カ月間は30人乗りはキャンセルということです。年が明けてからの運行もどうなるることやら・・です。これではガバメント(政府)やホテルが いくら頑張ったところでロタ経済が回復する見込みは望めません。
サイパン〜ロタ〜グアム間はフリーダムエアー以外にも「ケープエアー」という会社が40人乗りを運行させています。しかし、週2回の運行で夜中に飛ぶと 云う不便なものです。それにロタからでは国際線との乗り継ぎが悪く、トランジットで宿泊が必要となり、観光客には使いづらいものです。
来年の1月15日から新会社がデイリーで運行を計画しています。これに期待せずにはおれません。
元来、フリーダムはカーゴを専門とした航空会社で、 乗客を扱うには従業員の能力的に無理があると常々感じていました。この際、フリーダムは貨物専門に戻して、乗客は新会社に委ねる と云う住み分けをした方がフリーダムにも、ロタ島の発展にもいい。