イベント報告
第2回wiggle東京グランフォンド
2nd wiggle Tokyo Granfondo
2013年10月14日
■KFC徒然

体育の日(14日)、爽やかな秋晴れの下、上記大会を開催しました。

グランフォンドイベントは昨年10月開催の 「第1回wiggle東京グランフォンド」と今年8月開催の 「第1回wiggle信州聖高原グランフォンド」と連チャンで、スタート時とその後しばらく 雨に祟れました。 それらに比べ、朝から晴天と云うのは、参加者だけでなく、我々運営サイドにとっても有難いものです。

【手慣れた会場設営】

早朝6時過ぎ、我々KFCメンバーは大会会場としてお借りしている「立正佼成会青梅練成道場」に集合しました。

直ちに広大な芝生広場にテントを設置し、 そこに受付デスクを設置する準備に入りました。

同時進行で、参加者受付の準備をする者、 参加者を正門から駐車場へ誘導する者、 正門付近の道路に大会告知板を設置する者、横断幕をセットする者等々、スタッフ全員が 自分の持ち場に分かれ、テキパキと準備作業に 入りました。わずか小一時間で大会会場のセットアップ完了です。

手前味噌ですが、いつもながら我がKFCスタッフの優秀さには感心させられます。これほど短時間で、無駄なく、 スマートに会場設営できる 組織は他にはないと思います。大隊に匹敵する少数精鋭の特殊部隊と云ったところです。

また、輪千自転車店のオーナーでもあり、実業団チーム輪千レーシングチームの監督でもある輪千さんが 会場に駆けつけて下さって、 メカニックを担当して下さいました。

【海外からの参加】

今年は東南アジアのシンガポール(1名)と香港(2名)から計3名の参加者がありました。

温かい地域だから雨だと寒く、 可哀想と思っていました。だから、晴天の下、東京の美しい自然を楽しんでもらえるのは嬉しい限りです。安堵しました。やはり、 好印象で帰国して欲しいものですから。

通常、外国人の参加は、すでに日本に住んでいる人がほとんどですが、今回のようにわざわざやって来られると云うのは 珍しいことです。

2日前の12日(土)に成田空港へ到着されました。そして、我々の心配を余所に当日朝7時には青梅の大会会場へ無事に現れました。 3人とも、 終始ニコニコされ、日本の大会会場の雰囲気を楽しんでいらっしゃいました。

遠来賞としてKFCブランドのジャージやレインジャケットなど 5点袋詰めをプレゼントすると、3人から握手攻めにあいました。 よほど嬉しかったようです。

【秋晴れの下、スタート】

昨年は小雨の中、重い気分でのスタートでした。それに比べ、今年は晴天、気持ちよくスタートさせることができました。

スタートは予定通り、8時から2分間隔で、約30名づつでスタートします。ルートは青梅街道を多摩川に沿って西へ走り、 奥多摩湖へ到着します。 そこから湖畔道路を小菅村のサイクルステーション(以後、CSと称す)「ほうれん坊」へ。

その後、奥多摩周遊道へ入り、山のふるさと村にある CSのレストラン「やませみ」へ。

その後、ひたすら奥多摩周遊道路を上り、東京都道路最高地点である風張峠(1146m)を超え、檜原都民の森にあるCSの 「とちのみ売店」へ行きます。そこから檜原村を抜け、青梅に戻って来ると云う約120qの行程です。

もちろん、本イベントはレースではないので、交通ルールは順守しながらのツーリングです。道なり以外の全ての交差点には ガードマンを配置し、 確実に、安全に、参加者を誘導するようになっています。

各CSでは、到着を示すスタンプを押してもらいます。そして、受付で配布されたチケット(千円分)でランチを食べることが できるように なっています。但し、千円を超えた部分は、申し訳ないですが、自腹です。

【運営体制】

移動中の運営フォーメーションとしては、参加者の一団の前方に先導車両を走らせ、各交差点にスタンバイしているガードマンに 細かな指示を 与えて行きます。因みに、道なり以外の全交差点にはガードマンを配置しています。

後方には回収車両2台とバックアップ用車両を1台付けます。それと、黒と黄色のKFCクラブジャージを 着たスタッフの自転車も 追い上げようとして一台走らせます。

さらに、参加者の一団に交じってモーターバイクで衛生兵と異名を取るスタッフ(看護士)が応急セットとAEDを携帯し、 巡回しながら 移動していくというカバー体制です。

皆、無線を携帯し、情報を共有しながら一団のカバーに当たります。無線に関しては、 スタート前に輪千レーシングチームの メンバーが各車両にセットアップして下さいました。有難いことです。

また、各CSにもスタッフが待機し、続々と到着する参加者の近況を把握したり、不意のアクシデントなどに即対応できるように 備えています。

参加者の流れは予想通り順調に展開して行きました。2名の参加者が「やませみ」から周遊道路の上り部分を収容車で移動され、 その後は 自走でゴール会場へ戻られました。不幸にも落車された1名とその友人を除き、皆さん無事にゴールされました。

【最後に】

今年、海外から3名のが参加がありました。また、実際には参加はなかったですが、イギリスとフランスから数名の問合せがありました。 外国人の目からは、世界に冠たる大都市東京を120qもツーリングできると云うのが魅力のようです。

来年はこの部分をもっと前面に出して、国内だけでなく、アジア、欧州、アメリカなどへも情報を発信し、 プロモーションをしていこうと考えています。

ルートマップは 【こちら】

【レポート・フォト】
【Special Thanks】

三多摩観光連盟、都立山のふるさと村「レストランやませみ」、村の駅「ほうれん坊」、檜原都民の森「とちの実売店」、 立正佼成会青梅練成道場、青梅警察署、五日市警察署、上野原警察署、wiggle

写真:西沙織