2016年5月29日
五月晴れの下、第10回目となる東京ヒルクライムNARIKIステージを開催しました。
今年で10回目と云うことで、我々KFCスタッフだけでなく、地元の皆さんもその運営をよく理解されており、 持ち場持ち場で適格に動かれ、たいへんスムーズな運営となりました。
例えば、成木街道(都道)の通行止めにしても、十分に地域に周知されたようで、かつてのように多くの 車両が待機することもなく、スムーズでした。
また、選手の駐車場への誘導にしても、山頂ゴール地点での選手のハンドリングにしても、また、 下山もたいへんスムーズで、 選手の皆さんもストレスなく、本大会を楽しんで頂けたと思います。
10年が経って、本当に地域のイベントに定着したと感じました。参加人数は大規模大会と比べると10分の1にも届きませんが、 大会の質は非常に高くなってきたと思っています。今後、NARIKIステージの知名度や人気は上がって行くものと感じています。
これも偏に地域のまとめ役であり、常に地域の活性化に尽力されている中島邦彦さんの努力の賜物と思います。 中島さんは第1回大会からずっと表彰式会場を提供して下さっています。
また、青梅高水山トレイルラン大会の立ち上げ時から約20年間の長きに亘って、 我々KFCの活動を支えて下さっています。
今年は賞金(総額20万円)を付けたり、高校生部門を設けたり、電動アシスト自転車部門を設けたりました。 電動アシスト部門の参加者は1名だけでしたが、 今後、国内で電動アシスト車の需要が伸び、それに伴って参加者も 増えてくると考えています。
賞金に関しては、来年以降、総額20万円は変えず、小分けにして、もっと多くの選手に分配したいと思っています。 その方が楽しいレースになるのでは、と感じています。
また、現在、国内のヒルクライムレースで、 電動アシスト部門があるのは本大会だけと思います。今後、 グランフォンドにも電動アシスト車の参加はOKにする予定です。
男子総合優勝はミリ秒差で米内蒼馬選手(東京ヴェントス)を下した地元青梅の宿谷英男選手でした。 宿谷選手はNARIKIステージから誕生した選手です。
女子総合は日本の若きエリート梶原悠未選手(筑波大学)でした。 また、高校生部門男子優勝は 吉野拓海選手(多摩高校)、女子は塩浦穂香選手(多摩高校)でした。
青梅市、青梅市成木第7支会、里仁会、青梅警察署、東京都西多摩建設事務所、青梅消防署、東京都森林組合青梅事務所、東京都森林事務所、 鼓代神、椛ス摩組、椛コ尾組、成木開発梶A渇恆ス摩工業、 トライスポーツ、WACHIレーシングチーム、wiggle
写真提供:小野口健太